活動内容

ダブルケアかわさきでは、以下のような活動をしています。

私たちの身近なケアを学ぶ 〜ダブルケア・プチ勉強会〜

昨年度も毎月開催してきたダブルケアについて学び、語れる小さな勉強会を今年度もほぼ毎月開催します。
本当なら川崎市内を転々とキャラバンのように回る予定だったのですが、安全確保のために、収束まではオンラインで開催いたします。市内・市外問わずどなたにでもご参加いただけます。

ケアに関わっている方、ケアのお仕事をなさってる方、ケアにご関心のある方、なんとなく気になるかた、幅広くご参加くださいませ。

すくらむ21(川崎市男女共同参画センター)との協働事業です。

▼2019年度の活動実績についてはこちら
https://dcare-kawasaki.net/works/

▼2020年度の開催予定についてはこちら
http://dcare-kawasaki.net/mini-studies/20200430/

個別相談・個別支援

実際にケアに取り組まれている方には、様々な困りごとや、不安、わからないことに直面されていると思います。

誰かに聞いてもらいたい話がある、どこかに相談に乗ってもらえるのかわからない、困っているが良い相談先が見つかっていない、そんなことがあれば、良かったらお話を聞かせてください。
お話をお伺いして、できる範囲でご相談先をご紹介したり、お答えしたり、一緒にいろんな相談窓口を探したりさせていただきます。

チャット(LINE・メッセンジャーなど)、お電話、テレビ会議など、そのかたのご都合に合わせて対応をさせていただきます。まずはお問い合わせページよりご連絡くださいませ。

「ケア友」コミュニティ事業

あなたのケアを、たわいもなく安心しておしゃべりできるお友達はいますか?
ケアについて、立場に関係なく安心しておしゃべりしたい。それぞれの経験から情報交換したり励ましあったりもしたい。愚痴とかもたまには言いたい。そんな「ケア友」を作ることを今年度は考えています。

安心できるコミュニティでありたいので、急拡大はできないかもしれませんが、プチ勉強会ではできないような濃密な情報交換をできる少人数のコミュニティ作りや、おしゃべりの場作りを少しずつしていきます。

※スケジュールは不定期、未定となっておりますのでご了承くださいませ。

調査・情報収集

ダブルケアラーがどのようなことに困っているのか、何があれば助かるのか、そもそもどんな状況に置かれていて、どのくらいいるのか。そんなことも実はなかなか多くの情報がありません。

活動をしている私たち自身も、いつもお話を聞くたびに新鮮な衝撃と、悩ましさを感じています。
そして行政や支援者・研究者はダブルケアラーの経験や現状を知りたがっています。

私たちは、みなさんのお話を詳しくお聞きしたいと思っていますし、お聞きした内容を元に、社会に必要なことを考えていきたいと思っています。

また、お話を聞きたいという方と、お話をしても良いというダブルケアラーのマッチングをさせて頂いています。
案件は随時ご紹介させていただきます。ご関心がある方はお問い合わせページよりご連絡くださいませ。

情報発信・提言

上記にも書いたように、ダブルケアラーの現状や困りごと・望みは、それを知りたい人になかなか届いていません。逆に、ダブルケアラーの知りたい情報は、それを提供している人や機関があっても、なかなか当事者まで届きません。

私たちは、私たちがお伺いした話を、まだ届いていない方に届くことを諦めずに、多様な方法、特に「必要としている方にとって受け取りやすい方法」を意識して発信していきます。

また年度に一度は、勉強会や個別支援などを中心に私たちがお伺いした話を総括して、今必要とされている支援やあり方について、提言を行います。
伝えたいことがある方も、聞きたいことがある方も、ぜひご意見を聞かせていただきたいと思います。

各種関係機関との情報交換・連携

ダブルケアラーにとって必要なものは、多様な理解と多様な支援であり、到底一つの団体でカバーできるものではありません。また、支援のために必要な手立ても知識も私たちにはまだまだ足りません。

多様なケアラーがどこかで誰かと繋がり、助け合いの輪の中にいることを目指して、地域の様々な支援機関やキーパーソン達と繋がり、継続的に情報交換や連携をさせていただき、街全体での活気あるコミュニティ形成に積極的に関わって参ります。

また、ご要望を頂いた場合には出前勉強会・講演などもさせていただきます。私たちにできることについて、ぜひご意見をくださいませ。